スマコ 〜それでも彼女は舞台に立つ〜 🖥️


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大正7年11月夜。とある芝居小屋の楽屋。

壁には松井須磨子主演『カルメン』ポスターと【本日初日】の貼り紙。芸術座の見習い劇団員、一ノ瀬春男とともに楽屋で支度をする松井須磨子、その隣には一人の男。そこへ刑事・曽根崎徳夫と若い役場の中年・矢代廉太郎がやって来ると、須磨子に島村抱月を殺害したのではないかと尋問を始める。

抱月とは須磨子が愛した男でつい数日前にスペイン風邪で命を落としていた。「愛する人間の葬式を終えたばかりだというのに舞台に上がるのか?」、「お前がかかっていたスペイン風邪を故意的に抱月へ感染させたのではないか?」と言いがかりをつける二人。さらには抱月の本妻・市子もやって来て、「お前が抱月を殺した、舞台に立つ資格などない」 と須磨子に迫る。

スペイン風邪という流行り病によって、愛する人を失っても舞台に立ち続けようとする女優 松井須磨子。彼女を突き動かすものは、一体何なのか?そして、須磨子の隣にいる男は、はたして誰なのか?日本の女優第一号ともいわれた松井須磨子の、【強く】、【儚い】、その生き様を鮮やかに描く ―。

 


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抱月先生への愛に生き、先生が亡くなってからは、先生とつながってる女優を生きがいに、感染が流行してるのに舞台に立ち、先生が

いない不安と戦いながら生きてた女性なんだなぁと。

感染と立ち向かうというよりは、生きがいに固執してしまうと壊れていくんだなぁというのがすごく伝わってきました。

美帆様は今までみたことない結構さらっとした演技にみえました。

福士さんと波岡さんは役が逆でもよかったかな?

さすが!!亜門さん!!すごくわかりやすく見せてくださいました。あと本妻対愛人の対決がすごかった。。。。。

そしてすごく今の状況にも通じる感じがありました。